前々回キャンプ報告
冬桜&総会キャンプ報告
群馬県藤岡市鬼石 城峯公園
11月14日、月曜日。今回の冬桜&総会キャンプは田中さん、高橋さんと私たちの3家族の参加となった。コロナの影響が長引いて、なかなか日程の調整がうまくいかない。来年度こそ、みんなが参加できるキャンプを期待しよう。私たちは狭山を9時ごろ出発し、昼食は道のオアシス神泉にしようと決めていた。効率よく行こうとスマホのグーグルナビに従うと、高麗川、越生、小川、寄居と進み、長瀞の手前から一山越え、直接鬼石へと案内していた。時間に余裕があったので落ち着いて進んでいくと、小川の街でナビは山道を案内した。その内にメインの道に出るだろうと思っていたらどんどん山の中に入っていく。途中、車一台が通れるほどの狭いところや工事で迂回させられたり、どこまで山道を引っ張り回されるのか不安になってきた。少し前を行く車も同じコースを通るので、きっとナビが一緒なのかと思った。結局、寄居の街はショートカットし、秩父へのメインの道へは玉淀ダム・波久礼あたりで合流した。ここは秩父への入り口、長瀞はもう近い。140号線を少し走り、長瀞の手前で鬼石への道に入った。また大変な山道かと多少不安だったが、この山越えの道は地方の街道で、快適に車を走らせることができた。そして街に下りてきたところの信号を右折するとすぐに道のオアシス神泉があった。11時ちょっと過ぎには到着してしまった。
昼食にはちょっと早いので駐車場周りに咲いている冬桜の写真を撮ろうとウロウロと動き回り、何枚かシャッターに収めた。神流川の対岸は紅葉し、河川敷はバーベキュースペースとして整備されていた。11時半ごろ食堂に行き、ダムカレーを食べた。このダムカレー、下久保ダムをイメージし、お皿の上でご飯をL字型に配置してカレーを堰き止めていた。形も四角く角張っていてコンクリートの雰囲気だった。食後、コーヒーを頼んでおいたが、機械の調子が悪く、一杯しか提供されなかった。仕方なく二人で分け合って飲んだ。
田中さんはすでに冬桜の城峯公園へ行き、今年の冬桜は満開を過ぎ、少し遅かったとベアーズのラインに送信してきた。ちょっと残念だが、我々も見に行こうと城峯公園に向かった。すぐに神流川を渡るとそこは群馬県の鬼石の街で、川に沿った街道を上流に向かう。途中、道の駅上州鬼石の横を通り、さらに進んで下久保ダムに入っていった。満々と水をたたえたダム湖は青く、周りの紅葉が綺麗だった。ダム上の道をL状に曲がり、写真は帰りに撮ればいいとそのまま山の上へ登っていった。まず、真っ赤なもみじが目についた。そして誘導係の女性に状況を聞くと、昨日の風で桜も紅葉もかなり落ちてしまったとか。それでも上の展望台に登り、下久保ダムを見下ろし、紅葉の写真を撮った。そして下の段へと続く遊歩道を歩き、冬桜のたくさんある場所に行ってみた。やはり桜の花はかなり落ち、道のオアシス神泉の方が綺麗だったかなと少し残念に思った。でも桜の木の量が違う。たくさんある桜と紅葉で十分満足できた。一通り園内を巡り、この時期の桜を堪能してきた。
帰りには下久保ダム湖畔の駐車場に車を止め、ダム湖に映える紅葉を楽しみ、そのまま鬼石の街に入り、温泉に寄った。鬼石には幾つか日帰り温泉があったが、我々は一番安そうな鬼石観光ホテルの温泉に行った。名前は立派だが、ちょっと古そうなホテルで、温泉も小さかった。お客さんは一人もいなかった。のんびりと温泉につかり、道のオアシス神泉に戻ってきた。
田中さんはすでに到着していた。高橋さんもしばらくしてやってきて、二人とも単身キャンプだった。今回の食事はそれぞれでと言われていたのが納得できた。しばらく田中さんや 高橋さんと立ち話をしていたが、外は寒いので早々に車に戻り、全て中で済ますことにした。私はいつも4時ごろから飲みだし、5時半には夕食が始まる。皆さんは時間をもてあましたかもしれないが、我々はいつものパターンだった。今回の夕食は簡単にとレトルトおでんにうどんを温めるだけで済ませた。
夕食後、総会にはならなかったが私の車に集まり、みんなでのんびりと話し込んだ。今回は総勢4人、車の中にはちょうど4人分の席がある。我が家で取れた柿をデザートに今後のベアーズキャンプを展望した。繰越金が4万円ちょっとあるとか。私はお金が余りないだろうから、これからのキャンプは誰かが計画し、その時行ける人が合流し、飲み物代程度で使っていけばいいかと考えていた。いやいや、1回5000円としてもまだ8回はできる。ちゃんと年間計画を立てなければならないと考え直した。そこで今回は結論を出さず、来年の春、千葉のズウタ公園で花見キャンプをし、その折、事後の計画を立てることとなった。そして9時ごろ、皆さんはそれぞれの車に戻っていった。外は雨が降っていた。少人数ゆえ、車の中でゆったりとおしゃべりができた。
11月15日、火曜日。雨は上がっていた。我々はいつものように6時起床。朝食はパンにチーズやヨーグルト。それにリンゴが定番で、キャンプといっても生活はあまり変わらない。今日はこれからしばらくのんびりしたのち、吉井で254号線に出て、富岡、下仁田、小諸を通り、上田でいつもの道に合流して白馬に帰る。高橋さんは30分で上里に戻るが、田中さんはどうしただろうか。我々は下仁田の道の駅により、下仁田ねぎだけ買って、白馬に向かった。
田中さん、高橋さん、お世話様でした。佐藤さん、次回の花見キャンプをよろしくお願いします。